防災グッズ・備蓄品の全リスト一覧表

【賃貸・分譲対応】家具転倒防止おすすめグッズ【タンス、食器棚、本棚など】

タンス、本棚、食器棚などの家具転倒防止グッズ

平成30年6月18日に起きた大阪府北部地震では、寝室で就寝中に本棚の下敷きになって命を落としてしまうという、痛ましい被害がありました。

助けに後藤さんの部屋に入ると、幅約1メートル、高さ約1・8メートルの木製の本棚が倒れ、本が散乱していた。

別の若い男性と2人で本棚を起こしたが、下にいた後藤さんの意識はすでになかったという。

出典:朝日新聞デジタル

「地震によるケガ」の多くが家具の転倒・落下・移動によるもの

【地震別の家具の転倒・落下・移動によるケガの割合】
地震別家具転倒によるケガの割合
出典:東京消防庁(PDF

過去の地震によるケガの原因のうち、約30~50%が家具の転倒・落下・移動によるものという統計が出ています。

上記のグラフは、あくまでも「ケガ」です。
グラフには特に被害の大きかった阪神大震災、東日本大震災は入っていませんが、冒頭の本棚の被害のように家具の転倒・落下・移動により命を落としている方もいます。

地震が起きると自宅にある身の回りのものが凶器と化します

このページでご紹介する家具転倒防止グッズは、わずか1,000円~4,000円程度のものですので、必ず対策しておくことをおすすめします。

家具の転倒・落下・移動で注意すべきこと

寝室に本棚を置かない

注意すべきこと
  • 高さのある家具、重い家具は固定する
  • 寝室に高さのある家具、重い家具は置かない
  • タンスや食器棚などの上に物を置かない
  • キャスター付きの家具は必ずロックをする
  • 万が一倒れた時に通路を塞がないか確認しておく

高さのある家具、重い家具は固定する

食器棚などの高さがあって重さがあるものが倒れた場合、特に小さな子供に直撃すると命に関わってきます。

いつ何時大きな地震が来るかわからず、その時に子供がどこにいるかわかりません。

もちろん大人も同じです。

高さのある家具、重い家具は必ず固定するようにしましょう。(固定の方法は下でご説明します)

寝室に高さのある家具、重い家具は置かない

そして大事なのが、本棚など高さがあって重さのある家具を寝室に置かないこと

本棚が倒れてくれば圧死のおそれがあることに加え、身動きが取れず、避難が遅れて二次災害に巻き込まれる可能性が高くなります。

本棚を寝室に置く場合は、就寝中に倒れてきても接触しない高さにしましょう。

高さのあるタンスや食器棚などの上に物を置かない

本棚や食器棚の上に、段ボールや日ごろあまり使わないものを置いているご家庭もあると思います。

別の場所に置くことをおすすめしますが、難しい場合は、仮に落ちてきてもケガをしない程度の軽く、危なくないものだけを置くようにしてください。

キャスター付きの家具は必ずロックをする

テレビ台やキャスター付きの家具は、「重く運びづらいのでキャスターがついている」ことがほとんどです。

キャスターが動かないように、しっかりとロックをしておきましょう。

万が一倒れた時に通路を塞がないか確認しておく

高さがある家具を固定しても100%倒れないとは限りません。

大事です。
家具が倒れて折り重なった場合、取り除くことが難しく、通路を塞いで避難が遅れてしまうことに加え、救助の妨げにもなります。

万が一倒れた場合、ドアや通路を塞がないか確認しておきましょう。

【賃貸・分譲OK】内装を傷つけない転倒防止グッズ

ニトムズ 家具転倒防止安定板 ふんばる君

ニトムズ ふんばる君

家具の下に敷くだけの内装を傷つけない賃貸・分譲どちらでも使えるニトムズの「ふんばる君」です。

このタイプの転倒防止グッズが一番安価でラクに設置できます。

60cm、90cm、120cmの3種類がありますが、ハサミ・カッターでカンタンにカットすることが可能です。

ニトムズ ふんばる君


1点だけ注意すべきことがあります。

ふんばる君は、メーカーテストで震度6弱相当の揺れで食器棚の転倒を防ぐことができていますが、それ以上の揺れは家具上部で固定する転倒防止グッズとの併用で製品試験を行われています。

【東日本大震災:マンション階層別の家具の転倒・落下・移動の発生割合】
マンション階層別の家具の転倒・落下・移動の発生割合
出典:茅ヶ崎市HP(PDF

ここ大事です
特にマンションは階層によって、揺れ、家具の転倒・落下・移動の状況が大きく変わりますので、高層階ほど対策が必要です。

家具の下部だけの対策でなく、上部でも対策されることをおすすめします。

【賃貸におすすめ】内装に影響しない家具上部に固定するつっぱり棒

賃貸の場合の家具転倒防止グッズ

アイリスオーヤマ 家具転倒防止伸縮棒 KTB-50

アイリスオーヤマ 家具転倒防止伸縮棒 KTB-50

賃貸住宅の家具の固定で一番気になるところが、クロスや壁紙が剥がれると退去時に困る、ということですよね。

接着タイプで固定するものは「きれいに剥がれる」と書かれてあっても、クロスや壁紙の生地に依存することが結構あります。

つっぱり棒の見た目がさほど気にならないようでしたら、内装を傷つけないつっぱり棒が一番安心です。

安価で人気のアイリスオーヤマが定番です。

上でご紹介した「ニトムズ ふんばる君」と一緒に使うことをおすすめします。

【分譲におすすめ】つっぱり棒の見た目が気になる方の家具固定グッズ

分譲の場合の家具転倒防止グッズ

分譲でも、クロスや壁紙に少しでも影響が出るのがイヤという方は、上部でご紹介したつっぱり棒を選んでください。

アイディールブレーン ガムロック NewBB

家具の上部と壁面両方を接着するタイプです。

ちょっと値段が張りますが、こちらはつっぱり棒と違い、固定している部分が大きく目立たないため、見た目が良いです。

別売りで、リムーバーも販売されていますので、取り外しの際に使えます。

サンワサプライ 耐震ストッパー QL-78

「耐震度7」の安価に設置できるストッパーです。

こちらも家具上部と壁に接着するタイプですので、取り外しの際に、壁紙・クロスを傷つけてしまう可能性があります。

市販のリムーバー(剥がし材)を使ってゆっくりと剥がす必要があります。

色がブラウンですので、茶色の家具には目立たなくていいですね。

「家具転倒防止おすすめグッズ」まとめ

自宅でできる防災対策はそんなに大きくありませんが、一番大きく命に関わるものが、この「家具の転倒」です。

家具の転倒によるケガは、公表されている数字に出てきていないものがたくさんありますので、実際には数字以上の被害があると思います。

食事をしている時、寝ている時など、ノーマークの時に起きるのが地震などの自然災害ですので、あらかじめ準備しておきましょうね。