【スイッチ断ボール3の設置・口コミレビュー】簡単設置で安価な通電火災防止対策

スイッチ断ボール3レビュー

大規模地震が起きると停電になりますが、その際ブレーカーを落とす必要があります。

その理由は1つ、通電火災を防止するため。

通電火災とは

通電火災とは、地震が発生した後に停電が起き、電気が復旧した際に起きる火災。

倒れた電気器具や破損した電気コードに電気が流れることで火災が発生したり、通電した電気器具に倒れかかった家具が燃えることで、火災が起きます。

過去の地震後の通電火災
  • 東日本大震災・・・火災の半分以上が電気が原因(電気機器からの出火や、停電が復旧したときに発生した通電火災
  • 阪神・淡路大震災・・・原因が特定された火災の6割が通電火災
通電火災防止対策には、一定以上の揺れが起きるとブレーカーを落とす「感電ブレーカー」を配電盤に取り付ける方法がありますが、これは数万円かかりますので、費用がかさみます。

一番安価に通電火災を防ぐのが、今回ご紹介する、「重りの落下でブレーカーを落とす」タイプの通電火災対策グッズ。

わずか3,000円程度
スイッチ断ボール3パッケージ

これ以上ない原始的なアイテムですが、簡単設置でとにかく安価

「本当にブレーカーが落ちるかどうか」テストをした結果はいかに!

安価な通電火災対策グッズ「スイッチ断ボール3」

スイッチ断ボール3の中身

取り付け方法

スイッチ断ボール3のパッケージ裏面

付属の説明書もしくはパッケージ裏面のQRコードを読み取って、見ながら取り付けを行えば難しいことは何もありません。

取り付け可能な配電盤

今回取り付けた実家の歴史あるブレーカー
取り付けるブレーカー

我が実家では、メインのブレーカーではなく漏電ブレーカー(漏電遮断器)に設置しました。

メーカーの方に伺った内容

「現在は、主ブレーカーと漏電ブレーカーどちらかしかないものがあり、弊社としては比較的ブレーカーが下がりやすい漏電ブレーカーへの取り付けをおすすめしておりますが、主ブレーカーへの取り付けでもまったく問題ございません。主ブレーカーと漏電ブレーカーの役割はほぼ同じです」とのことでした。

ちなみに、下記のようなカバー付きの配電盤(ブレーカー)でも取り付け可能です。
カバー付きブレーカーを少し開ける
取り付けはこんな感じ
カバー付きの配電盤の取り付け

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「スイッチ断ボール3」を取り付ける

スイッチ断ボール3の震度別リング

まずは、どれくらいの震度でブレーカーを落とすかを決めて、それにあわせて半透明のリングをかぶせます。
リングと震度
  • リング取り付けなし・・・震度5強程度で重りが落下
  • リング小を取り付け・・・震度6程度で重りが落下
  • リング小+大を取り付け・・・震度7程度で重りが落下

震度何でブレーカーを落とすかは、ご家族で話し合って決めてくださいね。

スイッチ断ボール3の角度調整

本体右側に緑色の水平器があります。

水平器内に緑色の液体が入っていて、気泡が1つありますので、ネジを回してその気泡が中心にくるように角度を調節します。

キャップサイズ

ブレーカーノブにかぶせるキャップを確認します。
スイッチ断ボール3の紐を通す

我が家はキャップのサイズとブレーカーノブのサイズが合わなかったので、紐をノブに直接結びました。

スイッチ断ボール3の重りを設置

重りを置き台に置いたら終了です。

スイッチ断ボール3設置後

設置が終わると、ふと湧き上がってくる思いがあります。

これ、ほんとにブレーカー落ちるの?
実家の秤がレトロすぎ
スイッチ断ボール3の重り

量ってみると50g程度(メーカー値は45g)で、持ってもあまり重く感じない。

試しに落としてみたい・・・。今すぐ落としたい!セイッッーー!!!

ガシャン!

しっかりブレーカーが落ちて、事前に家族に伝えていなかったので怒られたのでした。

※テストをして、もしブレーカーが落ちないようでしたら、加速度を増やすため、付属の長い紐に変えてください。

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「スイッチ断ボール3」は自作しない方が無難

スイッチ断ボール3をバラしたところ

結論から言いますと、スイッチ断ボール3のような通電火災グッズを自作するのはあまりおすすめしません。

重りが落下してブレーカーを遮断するという単純な仕組みのため、3,000円程度と安価ですが「スイッチ断ボール3」を自作しようとされる方もいらっしゃると思います。

「スイッチ断ボール3」は第三者機関による性能試験をクリアした品質の保証された製品です。

自作した物で、大規模地震が起きた時に正常に作動しない場合、設置した意味がなく、深刻な事態になってしまう可能性もありますので、自作しない方が無難です。

防災グッズの中には、「生死に関わる重要度の高いもの」と「被災時の快適性を高めるもの」の2つがあります。

「通電火災防止グッズ」というのは、生死や自宅消失、延焼に関わる極めて重要度の高いものですので、そちらの方に予算を割くべきですし、安全性が担保されたものを使用することをおすすめします。

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「スイッチ断ボール3」まとめ

感震ブレーカーがついた配電盤が販売されていますが、なかなか普及が進んでいないようです。

「通電火災」がまだまだ認知が低いことと、やはり数万円かかることがネックになっています。

今回は、安価に設置できる「スイッチ断ボール3」を実家に設置しましたが、特に高齢者の方が住む家には設置しておくべきだと思います。

何よりも命が大事ですので安全な場所に避難することは必須ですが、地震後にパニックになり、ブレーカーを落とさずに家を飛び出した場合、通電火災の恐れがあります。

親を見ていて思いますが、大規模な地震の直後に、とっさの判断で賢明な行動が取れるとは思えないんですよね。(本人に言ったら怒られるけど)

だからこそ、「自動でブレーカーが落ちる」、これがベストです。

ブレーカーのある場所ですので、少し高いところでの作業になるため、可能であれば親御さんが住むご実家に設置してあげたり、遠方の方は送ってあげるのがいいですね。

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