
こちらが備え梅「+F」

その「備え梅」と文化服装学院ファッションディレクター専攻の学生さんがコラボレーションした備え梅とデザイン性の高い風呂敷のセット「備え梅+F」を実食・使用レビューしていきます。
備え梅+Fのご紹介

日本の伝統的な梅干しと風呂敷、古さと新しさがミックスしているだけでなく、梅干しも風呂敷もどちらも災害時に大きな力になってくれるものなんです。
このデザイン性は、お世話になっている方などへの、ちょっとした贈り物にいいですね。

梅干しは小さく、風呂敷は薄いため携帯性が抜群で、防災リュックの中に入れておくのも良いですね。
備え梅+Fの梅干し
災害時の梅干しは、農林水産省でも推奨されています。
災害直後の食事は、炭水化物に栄養が偏りがち。例えば梅干しは、塩類の補充、殺菌作用や疲労回復の効能が期待できます。
出典:農林水産省HP
熊本地震の時に、「子供のよだれが出なくなった」という話がきっかけで誕生したという「備え梅」。
無添加で3年保存、「幻の梅」とも言われる「杉田梅」を使用し、3種類の塩を使って、丁寧に手作りされています。


「備え梅」ができあがるまで


乗松祥子さんが惚れ抜いた梅林から、1年に1度収穫

秘伝の塩(3種類の塩を独自にブレンド)をひと粒ずつ丁寧に揉み込み

塩を揉みこんだ梅を壺に敷き詰める

梅酢と塩を使用して赤しそを揉み込み

敷き詰めた梅に揉み込んだ赤しそを足していく

梅雨が明けると、浸ける前は黄色だった梅が真紅に染まる

ひと粒ひと粒、梅と会話するように並べる

天候と梅の状態を見守りながら、約3日~1週間で完成

一粒ずつ作られているので、「一粒の重さ」を感じますね。
備え梅を食べてみた
手に乗せるとこんな感じ
これ実際に乗せると結構大きくてズッシリとしています。
一口食べると広がる、酸っぱさと塩の旨み。


梅も赤しそも、私たちが普段食事で食べている梅干しに比べると、少し塩味を強く感じる印象です。
これは、防災・備災に必要な保存性、塩分・ミネラル補給の役割を果たしてくれているんですね。

こういった「日常にあるものを数段レベルアップしたもの」というのは、贅沢感があって贈り物でいただくと特にうれしいんですよね。
備え梅+Fの風呂敷


和のテイストはそのままに、ネイビーの幾何学的なデザインが入ることで、カッコよく仕上がっています。


サイズは、様々な用途をカバーできる600mm×600mm。

備え梅+Fの風呂敷の使い方
まずは、基本の「包む」。


ケガをした時は、腕を固定して「三角巾」の役割にもなります。
頭や手足をケガした時は、「包帯」の役割にもなりますし、広げて頭に被って結べば、簡易的な「防災ずきん」としても使えます。

備え梅+Fのまとめ


「備え梅」の背景、有用性、保存方法、生産者の思いなどが書かれてありますので、受け取って初めて「備え梅」を知った方でも、しっかりとわかるようになっています。


「備え梅」のギフトは、いわば「お守りをプレゼントする」ということでもあるので、贈る方が受け取る方を「案じている」、「大切に思っている」ことがよく伝わります。

備え梅+F

