自宅避難ができず、屋外へ避難した場合や車中泊の際にはトイレが必要となります。

トイレのある避難所に避難するのであればいいけど、そうでない場合はトイレが必要なんですよね。
断水になっている場合は、避難所のトイレもすぐには使えない可能性があります。

今回は、屋外でも座って用が足せる、便座付きの「サンコー 非常用簡易トイレ」をレビューしていきます。


簡易タイプ、しっかりタイプなど3種類が1,000円代からありますよ。

家族4人ぐらいが非常時のみ使うには、簡易タイプで十分だと思います。
施設や不特定多数の方が使われる場合は、丸ごと水洗いできるしっかりタイプがいいですね。
3種類あり
タップできる目次
サンコー 非常用簡易トイレの概要
入っているもの
- 本体(段ボール)×1枚
- 便座×1個

これ場所を取らないので、車の中や倉庫などに入れておけます。
自宅にはトイレがあり便座があるため、これは自宅避難の際には必要ないものですので、必ずしも自宅に保管しておく必要はありませんよ。

袋を開けて、トイレの土台の段ボールをセットします。
組み立ては一切不要で、広げるだけですよ。
MEMO
段ボール製ですが、耐重量120kgなので、強度も安心です。サンコー 非常用簡易トイレとBOS非常用トイレセットを組み合わせる
BOS非常用トイレセットの紹介

この商品は土台の段ボールと便座だけなので、汚物袋と凝固剤を別で用意しておきます。

「汚物を入れる袋」「凝固剤」「防臭袋」がセットになった「BOS 非常用トイレセット」(写真右側のもの)を一緒に使います。
BOS非常用トイレセットの中身

BOSは数年使ってきましたが、本当に臭わないので、自宅避難、屋外避難を問わず、用意しておきましょう。


「汚物袋」と「凝固剤」がセットになった簡易トイレをお持ちの方は、袋のみバーションの「BOS 驚異の防臭袋」を用意されることをおすすめします。

BOS ボス
パッケージデザインや袋の色はいくつもありますが、袋の素材は同じ。違うのはサイズ・枚数だけです。
セット方法

段ボールの土台に汚物袋をかぶせて、便座をセットするだけです。
この汚物袋の中に用を足していきます。
ちなみに便座の裏はこんな感じです。

便座はプラスチックなので、水洗いもできますよ。
使い方

使用時は、凝固剤を入れて、用を足すだけです。

用を足した後は、黒の汚物袋を結んで、白の防臭袋に入れます。

この白の防臭袋が臭いを外に漏らさないのですごいんです!



シュール!
さすがに遮るものがない状態で用を足すわけにはいきませんので、プライバシーを守るために、目かくしポンチョを使う手があります。

目かくしポンチョで大事な部分は覆われますが、やっぱり周りの目が気になるという方もいると思います。
そんな場合は、プライバシーテントの用意をおすすめします。
サンコー 非常用簡易トイレと一緒に使いたいテント
我が家が用意したのは、安価な「Field to Summit」というブランドのプライバシーテント。

広げるだけで勝手に組みあがるので、面倒なテント設営は不要です。

とにかく安価、そして「透けない」「広い」「畳むとコンパクト」と三拍子揃った優秀なテントでした。
プライバシーテントなので、床部分はありません。

これで排泄問題は万全、着替えやプライバシー問題も安心です。
トイレットペーパーも用意しておきましょうね。
トイレ・着替え用テント「Field to Summit」レビューはこちら

Field to summit(フィールド トゥー サミット)

簡易トイレの種類と選び方をまとめています。
