災害時は電話が通じなくなります。
家族とどのように連絡を取ったらいいのか、また安否確認はどうすればいいのかを説明していきます。
この連絡手段さえ押さえておけば、家族を探して危険な場所に行くことで二次災害の被害に遭ったり、すれ違いになったりということがありません。
タップできる目次
安全な場所にいることを優先する
まずは、これを家族で徹底する必要があります。
それぞれがまず安全な場所にいることが一番大事です。
集合場所を決める場合は、家の近所の小学校など、自治体から避難場所指定されているところを選ぶようにしてください。
災害用伝言ダイヤル171
災害用伝言ダイヤル
171
災害用伝言ダイヤルって何?
NTTが運営する、声の録音・再生が可能な無料サービスです。
いつでも使えるの?
地震などの災害が発生し、被災地への通信が増加してつながりにくくなると使えるようになります。
2018年6月18日7時58分頃に大阪府北部で起きた震度6弱の地震では、約30分後の8時30分には運用開始されました。
携帯電話や家の固定電話で使えるの?
携帯電話、PHS、加入電話(固定電話)、IP電話、公衆電話などで使えます。
どれくらいの伝言メッセージを残せるの?
1伝言あたり30秒以内で、電話番号あたり1~20伝言残すことができます。
2018年6月18日に大阪府北部で起きた震度6弱の地震では、10伝言残せる仕様でした。
数はその時に発表されます。
伝言を録音する方法
- 171へ電話をかける
- ガイダンスに従って、録音するの「1」を押す
- 電話番号を市外局番から押す
- ガイダンスに従って、「1」を押す
- 「家族みんな無事です。○○小学校にいます」などの伝言を残して、「9」を押して終了
伝言を再生する方法
- 171へ電話をかける
- ガイダンスに従って、再生するの「2」を押す
- 連絡を取りたい人の電話番号を市外局番から押す
- ガイダンスに従って、「1」を押して再生する
- 次のメッセージを聞く時は「9」を押す
災害用伝言板(web171)
以下のURLより伝言板への登録や確認が行えます。
災害用伝言板(web171)(NTT東日本/NTT西日本)
親など高齢者の方への連絡は事前登録で行う!
災害用伝言板(web171)を親が使いこなせるか心配という方もいらっしゃると思います。
メールを見るぐらいならできるという親御さんは結構多いですよね。
その時に便利なのが、事前に登録することでメールで伝言を届けることが可能になります。
上のリンクからできますので、あらかじめ準備しておきましょう!
