支援が始まるまでの時間、物資が届くまでの時間、避難所でもらえる物資の量、これまでの災害と同程度であるとは限りません。
広範囲におよぶ大規模災害の場合、これまでのケースが当てはまらない可能性がありますので、自宅の備蓄とともに、持ち出し用もしっかりと用意しておくことをおすすめします。
- 【厳選12アイテム】最低限必要な防災グッズ
- 【追加19アイテム】できれば持っておきたい防災グッズ
若い一人暮らしの方や、できる限り物を持たないミニマリストの方から、しっかりと用意したい家族持ちの方まで、持ち出し用防災グッズのリストと選び方をまとめています。
タップできる目次
持ち出し用防災グッズリスト一覧
大人1人1つ |
大人1人1つ |
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500mlを1人2~3本 |
500mlを1人2~3本 |
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1人2~3食分+おやつ |
1人2~3食分+おやつ |
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最低でも家族に1つ |
家族に1つか2つ |
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最低でも家族に1つ |
家族に1つか2つ |
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最低でも家族に1つ |
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1人1つ |
1人1つ |
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1人1つ |
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1人1つ |
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1人1つ |
1人1つ |
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1人3回分程度 |
1人3回分程度 |
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1人1つ(最低でも家族に1つ) |
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1人2~3L(1日分)をカバーできる容量 |
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1人1つ |
1人1つ |
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1人1つ |
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家族に1つ |
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1人1つ |
1人1つ |
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1人1つ |
1人1つ |
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1人1つ |
1人1つ |
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1人1つ |
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家族に1つ |
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家族で数個 |
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1人1つ |
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1人1セット |
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1人1つ |
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必要な場合1人1つ |
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必要な場合1人1つ |
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家族に1つ | ||

【厳選12アイテム】最低限必要な持ち出し用防災グッズの解説

バッグ | リュックサック |
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水、食料 | 保存水、非常食 |
アイテム | 手回しラジオライト(懐中電灯、ラジオ、充電器機能搭載)、ホイッスル |
防寒対策 | アルミブランケット |
衛生用品 | マスク、簡易トイレ、ウェットティッシュ |
その他 | レインコート、タオル、財布(現金、身分証) |
「最低限必要な持ち出し用防災グッズ12アイテム」を選ぶポイントとともにご紹介します。
リュックサック
- 反射材がついたもの
- 背負って走るため、疲れにくい仕様
- 雨に濡れても大丈夫な撥水性のある生地
- 家族持ちの方は20L以上入る容量のものであること

手提げバッグではなく、両手が空くリュックサックを用意するのがまず大前提です。


「最低限の防災グッズ」であれば小さめのリュックで、家族のいる方は最低でも20L以上は容量がないと、必要なものが入りません。
下記に防災リュックを選ぶポイントと、おすすめの防災リュックをご紹介しています。

必要最小限でいいミニマリストのリュック
OTE(On The Exit)


必ず持ち出せる強みは、この防災リュックがNo.1です。
玄関にくっつく必要最小限「OTE(On The Exit)防災バッグ」レビューはこちら。

お年寄りの防災リュック
緊急時以外は転がす
※母(70代)
緊急時だけ背負う
※母(70代・農作業により足腰強め)

これは数少ない「他のものでは替えが効かない」アイテムです。
ただ、このリュックは単品での販売がないんですよね。
セットでの購入を考えていない方も、お年寄りの方用としてこれだけは一つ用意されておくことをおすすめします。
キャリー式リュックの「ものすごい防災セット プレミアム」レビューはこちら。



おしゃれな防水キャリー式リュック「3WAY 防災バッグ」レビューはこちら。

保存水
- 一般に市販されているペットボトルは賞味期限が短い
- 良質な水を選ぼう
持ち出し用の長期保存水は500mlのペットボトルです。

ペットボトルの素材はポリエステルであり、一定の気体透過性があるため、未開封でも酸化や臭気の混入があります。
賞味期限を頻繁に確認して、期限前に飲んでまた買い直すというのは、おそらくほとんどの方には難しいことだと思います。
我が家が購入して期限切れになったお水たち

何より重いので、長期保存水の方がラクで便利です。(価格も大して変わりません)
カムイワッカ麗水【15年保存】
保存水は「飲むことにお金を払う」というよりは、「保存しておくことにお金を払う」という認識です。
我が家も購入したカムイワッカ麗水(15年保存)。

国内最長15年保存できる点、1年あたりの金額が安い点、買い替えの手間もなく、おすすめです。


非常食・保存食
- 軽くてかさばらないものを中心に
- 非常食こそ安全なものを選ぶ
- 荷物に余裕があればおかずやおやつも
持ち出し1日分の必要最小限ということを考えると、まずはご飯やパン、荷物に余裕があればプラスアルファで少しのおかずやおやつです。


非常食を口にして体調が悪くなっても、災害時は病院が空いていない、希望する薬も手に入りにくいからです。


アレルギーをお持ちの方は必ず対応の非常食を用意するようにしてください。
避難所に物資を届けてくれる自治体や団体の方々に、災害後すぐにアレルギー対応食の提供を期待するのは難しいです。
支給された食べものにアレルゲンが混ざっている可能性がありますし、もしアナフィラキシーショックになったりした場合、病院が開いていない、対応できないとなると取り返しのつかないことになってしまいます。


手回し充電ラジオライト(懐中電灯、ラジオ、スマホ・携帯電話充電器)
- 手回し充電型を選ぶ
- 本体に蓄電できるものを選ぶ
- 多機能なものを選ぶ

懐中電灯、ラジオ、スマホ・携帯電話充電機能に加えて、緊急時に鳴らせるサイレンのすべてが一体型になった手回し式で本体蓄電タイプの「多機能ダイナモライト」をおすすめします。
本体蓄電タイプでない手回し充電のラジオライトは「一定の速さで回転させないといけない」ものが多く、途切れやすいですし、延々回し続けるのも疲れます。


防災グッズはなるべく少ない荷物にするために、「一体型で多機能」であることが優先です。


乾電池は液漏れ防止のものを選びましょう。
液漏れすると、こうなって危険です。
モバイルバッテリー
スマートフォン、タブレット、ノートパソコンなどの充電に必要なモバイルバッテリー。

「iPhone11」や「Galaxy S10」のバッテリー容量がおよそ3,000mAh超。
スマートフォン充電だけを考えても、2回以上フル充電できる10,000mAh程度のバッテリーは持っておきたいですね。
10,000mAh


ホイッスル
- バッグに入れる・着ける
- 毎日持ち歩く防災ポーチに入れておく
- ネームホルダーに着ける
- 車に置いておく
- 寝室に置いておく

ホイッスルは防災グッズの中で一番大事だと言われることもあります。
震災や豪雨、土砂崩れなど家屋が潰れて中に人がまだ残っている映像をニュースや報道で見たことがあると思います。


声を出せてもみんな避難していて、報道のヘリコプターや救助の音でかき消されてしまいます。

ホイッスルがあれば、音のする方へ救助に行けますので、早く助かる確率が上がります。
防犯対策も兼ねて日ごろから持ち歩くのが理想的です。

アルミブランケット
アルミブランケット(アルミシート)は防寒対策として、アウトドアやサバイバルでも使われています。

コンパクトにまとまるため、防災リュックや防災ポーチにいれても場所を取りません。
単品で購入される場合は、この「SOLエマージェンシーブランケット」がおすすめです。

緊急事態に上着を着ずに、着の身着のまま防災リュックだけを持って外に出ても、これがあればひとまず寒さをしのげます。
その中に「十分な換気の実施」の記載があり、これを受けた自治体では、避難所をクラスター化させないために、「窓は原則開けたままにする」というところも出てきています。
真夏以外は朝晩冷え込むこともありますので、このようなアルミブランケット(持ち運びやすい薄手のブランケットなどでも)などの寒さ対策が大事です。

マスク
マスクはご自宅にあるようでしたら、今のうちに防災リュックのフロントポケットなど、取り出しやすいところに入れておくことをおすすめします。
避難中や避難先での生活では、粉塵の吸い込み対策、感染症予防にマスクは絶対に必須です。

簡易トイレ
災害時に仮設トイレが設置されるまでの間はトイレがないため大変です。(自宅にいる場合でも、断水時は水が出ないので流せません)
大事です。
仮設トイレが準備されたとしても、特に女性トイレは長蛇の列になり、足が悪い高齢者の方も大変です。
通常の生活でないため、便通も不規則になりますし、体調が悪化することも考えられます。
そんな時に、用を足せる簡易トイレがあるととても助かります。
BOS非常用トイレセット
驚異の防臭袋BOS(白色)と汚物入れ(黒色)、凝固剤がセットになったものです。

ビニール袋ではいくらきつく結んでもビニール袋の表面から臭いが出てきますが、このBOSは驚くほど臭いが漏れません。
友人が出産した時にも買い置き分をわけてあげたほどです。
便座にセットして使います



からだ拭きシート・ウェットティッシュ
ウェットティッシュは、消毒用途であればアルコール入り、そうでなければアルコールフリー(ノンアルコール)のものを選びます。
断水時は特にお風呂に入れまず、断水がいつ解消されるかわかりませんので、からだ拭きシートを準備しておくことをおすすめします。

レインコート・タオル
- 優先順位は傘ではなく、レインコート
- タオルは薄手のものを
荷物の最小限を目指しますので、両手が空くレインコートを選びます。
雨天時にはズブ濡れで避難先へ行くことになります。
過去の台風では、避難所において着替えの服が圧倒的に不足した例がありますので、レインコートを持っておくことをおすすめします。
タオルは、圧縮されてパッケージされているコンパクトなものだと、リュックに入れても場所を取りませんよ。
財布(現金)、身分証明書
- 現金は当面必要になる
- 通帳よりも印鑑よりも身分証
財布は毎日防災セットの中に入れておくというわけにはいきませんが、現金は被災時に必要となります。

防災リュックの中にあらかじめ現金をいくらか入れておくのも一つの手です。
5,000円~10,000円程度あれば数日は持ちます。(1,000円札や小銭にしましょう)
通帳や印鑑よりも大事なのは、身分証を持っておくことです。
東日本大震災や熊本地震の時も、通帳がなくても身分証明書で現金を引き出せる特例措置が取られました。
財布に入れているという方も、例えば就寝時の被災などで財布を持ち出せない可能性もありますので、持ち出し用リュックの中に、身分証明書のコピーを入れておくようにしておきましょう。
銀行によって特例は異なりますが、できることなら顔写真付きの身分証明書をコピーしていた方がよいです。

一人暮らしのミニマリストの方は上記程度の準備であっても、家族連れではさらに下記の準備をおすすめします。
「持ち出し用」として用意しておいても、そのまま自宅避難の際にも使えるものばかりです。
【追加19アイテム】できれば持っておきたい持ち出し用防災グッズの解説

防寒・睡眠対策 | エアーマット、寝袋、アイマスク・耳栓 |
---|---|
衛生用品 | 着替え・トイレ用目かくし、トイレットペーパー、歯磨きシート、お湯なしシャンプー |
食器 | ラップ・紙皿・紙コップ |
その他 | ランタン、水タンク(ウォーターバッグ)、救急セット・薬、軍手、洋服・下着、ヘルメット、スリッパ、発熱剤 |
ランタン


例えば家族4人の場合、自宅避難でランタン1つでは明るさが足りませんし、トイレ移動などでも大変です。
安心ブランドかつ安価
防災リュックは自宅に置いておきますので、自宅避難用としても使えます。
一家族2つくらいあると便利ですね。

エアーマット、寝袋
- エアーマットは破れにくい素材のものを選ぶ
- 膨らませやすいものを選ぶ
- 寝袋は軽量、小さいものを選ぶ
エアーマット
避難先ではエアーマットが欠かせません。


エアーマットがあれば、昼は複数の人が座れるローソファ代わりに、夜は簡易ベッドとして使うこともできます。
安価な海外製のものは使ううちに体重の負荷で破れることもあり、いざ避難時にこのようなことになったら、なす術なしです。
また空気入れなどを使わなくても膨らませやすいものがベターです。(これくらいは周りの人に協力してもらえると思いますので、必須ではありませんが)
寝袋
寝袋はとにかく、「保温性にすぐれたもの」「軽くて小さい(防災リュックにコンパクトに収納できる)もの」この2つを満たす必要があります。
アウトドア用の寝袋は保温性には優れていますが、収納するとサンドバッグのように大きいものが多いので避難時の持ち歩きには向いていません。
リュックに入れて持ち運べる、軽くて小さく保温性があるものを選びたいです。
アイマスク、耳栓
アイマスク、耳栓は避難所での希望が強いアイテムです。
「いつでもどこでも寝られるのが特技」という方も多いと思いますが、災害時は知らない人たちが多くいる中で、最低限の寝具しかない状態、今後の不安もあるので、眠れなくなってしまいます。
声や音も気になりますよね。
夜眠れず、昼間に寝たいという時にも、アイマスクや耳栓は役に立ちます。

着替え・トイレ用目かくし
着替え・トイレ用目かくしは、縦1m×横1mぐらいの必要十分なサイズと透けない程度の厚さがカバーできていればさほどこだわる必要はないと思います。

高い金額のものでもありませんので、専用に作られたものをリュックサックに入れておくといいですね。

着替え、トイレといったプライバシーは特に大事にしたいですし、持っていると特に女性は重宝します。
トイレットペーパー、歯磨きシート
- トイレットペーパーの芯は抜いておきましょう
- 歯ブラシ&歯磨き粉よりも歯磨きシート
トイレットペーパー
トイレットペーパーは芯を抜いてコンパクトにした状態でリュックに詰めましょう。
他の荷物でいっぱいになって1ロール入らない場合は、半分ぐらいでも大丈夫です。
歯磨きシート
歯ブラシと歯磨き粉ではなく、歯磨きシートを用意しましょう。
子どもも使えます
大事です。
歯ブラシと歯磨き粉を用意される方がいますが、歯磨きしても、口をすすぐ水がない可能性があります。
水のいらない歯磨きシートを使い、貴重な水は飲料水に回してくださいね。
できればデンタルフロスも
歯磨きシートでは歯の間の汚れが落ちにくいです。
我が家では大人はもちろん、子どももデンタルフロスを使っています。
子供用フロスの「FLOSSY」は6つの味から選べますので、子どもも喜んでやってくれますよ。

お湯のいらないシャンプー
不快感を取り除くためのアイテムです。
清潔にしておくためのものですが、同時に気にしたいのが、メンタル面。
ただでさえ、災害時は不安で強いストレスがかかりますので、できるだけスッキリできて、日常に近い状態を作り出す必要があります。
家族で1本持っておけば、自宅避難の断水時にも使えますので、おすすめのアイテムです。

ラップ・紙皿・紙コップ
- 紙皿、紙コップにラップを巻いて繰り返し使う
- ラップは止血用としても使える

食器を洗えないことが予想されますので、ラップを巻いて使い、使い終わったらラップだけを捨てるようにすれば、紙皿、紙コップは繰り返し使えます。
普通に販売されている紙皿や紙コップを携帯してもいいですが、折り紙タイプでさらに場所を取らない商品もあります。
ラップは止血する際に巻くこともでき万能ですので、できることなら持っておきたい防災グッズの一つです。
幅の広い30cmタイプではなく、22cm程度のものを用意し、救急セットにミニハサミを入れていればカットはそれでできますので、外箱を捨てて中身だけリュックに詰めておけば省スペースで済みます。
水タンク(ウォーターバッグ)
- コンパクトに収納できるものを

また、水タンクは給水車がきたときに水を入れてもらうための容器です。
持ち出し用は、湧き水を汲みにいく時に持っていくようなプラスチックの大きなものではなく、コンパクトに折りたためて防災リュックに入れておけるもの、これに尽きます。
救急セット・薬
- 場所を取らないもの
- 救急セットや薬は増えがちなので必要最小限を
救急セット
多くの防災セットに採用されているエイドチーム2
救急セットの中身は、一番小さい消毒液、脱脂綿、絆創膏、ガーゼ、包帯、ピンセット、ミニハサミ、マスクです。
防災グッズの場合、「念には念を」と考えると果てしなく量が増えていきます。
ただでさえ重い荷物を背負って走ったりしないといけないので、必要最小限を心がけましょう。
薬
薬の中身は持病によって様々ですが、頭痛薬、風邪薬、解熱剤、胃腸薬、湿布薬、軟膏薬、目薬を入れておきましょう。
どれも1箱、1瓶は必要ありませんので、3日分くらいを目処に入れておくとよいですね。
軍手
飛散したガラスから手を守るための軍手も持ち出し用リュックに入れておきたいです。
リュックの中に入れ込むのではなく、外側のポケットに入れておいて、避難する際にすぐに着けられるようにしておきましょう。
避難する際はリュックを背負い、できるだけ物を持たないようにしたいですが、仕方なく手提げバッグなどを持つ場合にも、軍手をしておくと手にかかる重さの負担が軽減されます。
洋服・下着
- できれば上着は全部着ていく
- 避難は3日間と考え、替えの下着は1着のみ
緊急時には生命や健康に直接関係ないものは優先順位を下げます。
上着はできるだけ着ていき、下着は替えを1つだけ用意しましょう。
最初に持ち出す防災セットは1~2日間の避難を想定したものです。
下着類も替えが1つあれば洗濯も可能です。
平成30年7月豪雨では、避難所へ避難してきた方の替えの服がなく、自治体・避難所から支援の呼びかけがありました。(参照:「避難者、着替えが足りない」 倉敷市長、支援呼びかけ 朝日新聞デジタル)
これは、豪雨のため、着ていた服が濡れてしまったことが原因です。
替えの下着は最低限として1着としましたが、災害は地震だけではありませんので、替えの服も可能な限り入れておくと安心です。

圧縮袋の余った分は旅行用にも使えますよ。
ヘルメット
飛んできたガレキやガラスなどから頭を守るためのヘルメット。
地震以外でも、台風で飛んできたガラスや看板、倒木などから頭を守ったり、有事の際には必ず必要になります。
折りたたみ式ヘルメット
45mm厚に収縮できる「osamet(オサメット)」
折りたたみ式ヘルメット「オサメット」試着レビュー記事はこちら。

通常タイプのヘルメット


とにかく安価で、どちらも国家検定合格品なので、どちらも安全性は十分です。

子供用折りたたみ式オサメット



スリッパ
スリッパも避難所では重宝されました。
ビジネスホテルで使い捨てとして置いてあるような薄いコンパクトなスリッパだと場所を取らず、防災セットに入れやすいですよ。
発熱剤・加熱剤
アルファ米はお湯でなく水でも食べることができるので、発熱剤は必須ではないと考えました。

重いものでもありませんし、場所を取るものでもありませんので、家族で1セットぐらい持っているとよりいいですね。
我が家では発熱剤「モーリアンヒートパック」が入った「ラピタ プレミアム」を1つ購入したので、1セット(3回分)は用意しています。
単品で揃えようとしたら、かえって割高だった
最初、自分で必要だと思う防災グッズだけを選んで集めていこうと考えました。

安くて低品質なものを選んで、避難時、被災時に「いざ」使おうとしたら、使いにくかったり使えなかったりしても困ります。
我が家では、しっかりとした防災メーカーが開発している防災セットをまず買って、そこにプラスアルファでさらに必要な防災グッズを追加する形をとりました。

我が家が持っているおすすめの防災セットをレビューにまとめていますので、下記リンクからご覧ください。

最低限必要な防災グッズまとめ

一人だと自己責任でいいですが、家族がいると、そうもいかないんですよね。
- 自然災害が頻発していて、自分の地域が被災する可能性は十分ある
- 災害が起きると、停電・断水が起きる
- 自宅避難できない場合、避難所に行くことになる
- 避難所では不便な生活になる

でも、家族、とりわけ子供は親が準備しないと、何もない状態で災害と向き合わないといけなくなるんですよね。
それは、ちょっとかわいそうだなと思います。
家族持ちの方には、しっかりとした防災セットを大人の人数分は用意して、子供の防災グッズは年齢に応じて、追加する形をおすすめします。
自宅に備蓄するものと防災セットのアイテムは重なる部分がありますので、防災セット→備蓄品の順番で用意すると無駄がありません。
