おすすめの防災リュック(非常用持ち出し袋)単品と選び方をご紹介します。
まだ防災グッズの中身をお持ちでない方は「防災セットレビューまとめ」をご覧ください。
リュック単品よりも、セットで買う方がお得です。

防災リュック(非常用持ち出し袋)の選び方
- 反射材がついていること
- 背負って走るため、疲れにくい仕様
- 雨に濡れても大丈夫な撥水・防水性のある生地
- 避難時・避難後を想定したサイズ
反射材は安全面で必須

災害時は停電しますが、車は走っています。
親子数人で歩いていると後ろから来た車は歩行者に気づかないことも考えられます。
反射材があれば、ヘリからの捜索時にも光るため、救助の可能性が高まります。
反射材がついていないリュックは、シール式のものもありますので後付けで貼っておきましょう。
背負って走るため、疲れにくい仕様
70代の母です
災害時には、背負って走ることもある防災リュック。
「肩ズレしない」「体感の重さを軽減させる仕様」であることが望ましいです。

また、あるといいのが、前で留めるフロントストラップ。

数年おきに買い直すものではありませんので、防災メーカーの防災に特化したリュックがベストです。
雨に濡れても大丈夫な撥水・防水性
テントで使われるターポリン生地
災害は地震だけでなく、豪雨災害も増えており、雨天時の避難も考えられます。
傘を差す余裕はなく、準備万端でレインコートを着用して避難できるとも限りません。
中に入れたものが水浸しにならないために、撥水・防水性のある素材が望ましいです。

避難時・避難後を想定したサイズ
背負うことを考えると重さの問題もあるため、アイテムを厳選する必要があります。

- 必要最小限に絞って、避難を優先する
- 避難後の生活を考えて、十分な量・内容を用意する
お住まいの地域、災害の種類、家族構成・年齢、持病など、それぞれの方にさまざまな条件があるため、どちらが正しいとはいえません。

ご家族で話し合ったり、単身の方は前もって考えておく必要があります。
おすすめの防災リュック・非常用持ち出し袋
おすすめの防災リュック・非常用持出袋をご紹介します。
3WAY 防災バッグ(容量約27L)
3WAY 防災バッグの詳細
持つ
背負う
転がす
イエローが効いた裏地
ポケットは前と横に3ヶ所

3WAY防災バッグの仕様一覧
サイズ | H51cm×W34.5cm×D22cm |
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容量 | 約27L |
素材・材質 | 本体部/ターポリン |
カラー | ホワイト/ブラック |
防災対策 | 防水 |

ラピタ防災リュック(容量約24L)
ラピタリュックの詳細
容量24L


反射材と蓄光板がついていますので、停電時の避難に運転中のドライバーからの視認性が高まります。
私が背負ったところ
母が背負ったところ
母の背面
安定して動けるフロントストラップ


防水タイプのリュックです。
ポケットは背面と内側の2ヶ所
このLA・PITAリュックは、ファスナー部分も防水仕様(止水ファスナー)のため、水が沁みこんで中身が濡れることはありません。
ラピタリュックの仕様一覧
サイズ | H46cm×W33cm×D16cm |
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容量 | 約24L |
素材・材質 | 本体部/ターポリン |
カラー | ブラック/レッド/ブルー/グリーン |
防災対策 | 防水、反射材・蓄光材あり |
LA・PITA公式サイトは、最安値保証がありますので、リュック単品のみでも防災セットでも公式サイトからの購入がお得です。
会員登録で通常価格から(ポイント還元でなく)現金割引になりますよ。
公式サイト最安値保証(実質割引)でかなりお得です。
我が家が購入した防災セット「ラピタ プレミアム」
我が家はこのリュックと中身がセットになった「ラピタ プレミアム」を購入しました。

我が家が購入した防災セット「ラピタ プレミアム」レビューはこちらから。

SHELTER防災リュック(容量約35L)
SHELTERリュックの仕様一覧
容量35L

リュック単体でも500gなので軽いですよ。
光るリフレクター素材
反射するリフレクター素材が使われているので、停電時や夜間でも安心です。
私が背負ったところ
母が背負ったところ
母の背面


安定して動けるフロントストラップ

ポケットは5つ

厚さのないものはここに

レインコートなどはここに

ペットボトルも入れられます

SHELTERリュックの仕様一覧
サイズ | H55cm×W31cm×D21cm |
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容量 | 約35L |
カラー | ブラック/レッド/ブルー/グリーン |
防災対策 | 防水、止水ファスナー、反射材・蓄光材あり |
リュック、防災セットいずれも最安値保証(現金割引)の公式サイトからのご購入がおすすめです。
公式サイト最安値保証(実質割引)でかなりお得です。
我が家が購入した防災セット「SHELTER」
リュック単品でも購入可能ですが、我が家では「SHELTER」の防災セットを購入しました。

我が家も購入した防災セット「SHELTER」購入レビューはこちら。

OTE(On The Exit)
玄関にくっついて必ず持ち出せる


33cm四方のミニマムサイズ

防災バッグに見えないカッコよさ


サイズ | 約H33cm×W33cm×D10.5cm |
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素材・材質 | ポリエステル |
カラー | チャコールグレイ/チョコレートブラウン/サンドベージュ |
「OTE(On The Exit) オリジナル防災バッグ」レビュー詳細はこちらから。

非常持出袋(容量約15L)
おしゃれなターポリン(テント生地)使用の非常持出袋。
防炎・防水で、グッドデザイン賞受賞歴のあるリュックです。
背中に収まるサイズ
家族で1人1つリュックを背負うのであれば、この非常持出袋のサイズでも十分です。
お年寄りの方で「キャリーリュック」でない場合は、これくらいのコンパクトサイズの方が背負って避難しやすいですね。
サイズ | W29cm×H45.5cm×D14cm |
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容量 | 約17L |
素材・材質 | 防炎ターポリン |
カラー | ホワイト/マットブラック |
製造国 | 日本 |
防災対策 | 防炎、防水、防汚、反射材・蓄光材あり |
重量 | 690g |
HIH ハザードバッグ(容量約10L)
ボンサックタイプの防水バッグです。


中に入れた空気も逃げにくいため、枕として使うこともできます。
色がビビッドなので目立ちますが、反射シールを貼っておくと万全です。
ショルダーストラップにクッション材がなく、フロントストラップもありませんので、避難場所への距離が短い方や持ち出すものが少ない方におすすめです。
サイズ | およそ直径19cm×高さ45cm |
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容量 | 約10L |
カラー | オレンジ |
防災対策 | 防水 |
「HIH ハザードバッグ」は単品でも販売がありますが、防災グッズ入りでも5,000円程度と安価。
10,000円以上の防災セットと比べると、量・内容は劣りますが、コスパ十分なので防災セットとしての購入もおすすめです。

ラピタtote(トートバッグ)(容量約19L)
出典:LA・PITA
サイズ | 約H46cm(取っ手含まず:35cm)×W38cm×D15cm |
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容量 | 約35L |
素材・材質 | 本体部/ターポリン |
カラー | ホワイト/ブラック |
防災対策 | 防水、反射材・蓄光材あり |
リュック、肩掛けバッグにもなる防災用トートバッグです。
これだけでは容量が少ないですが、リュック+トートで2つ持つ場合や、お子様用の防災リュックとして、また必要最小限しか持ち出さないという方にはこちらのトートバッグでもいいと思います。
両手を空かせるために、なるべくリュックとして背負うか、肩から掛けるようにして避難することをおすすめします。
最安値保証(現金割引)があるLA・PITA公式サイトからの購入がお得です。
すでに持っているリュックを防災リュックにするには
反射シート・反射テープを貼る
災害時の避難が夜間である可能性があり、ドライバーに人がいることを伝えるための反射材は必須です。
停電で信号が止まり、ドライバーも冷静さを欠いていますので、反射材なしは非常に危険です。
お持ちのリュックを防災リュックとして使いたいという場合には、反射シートを貼りましょう。
3Mの高輝度反射シートは、プリズムレンズ型で曲面にもなじむ反射シートです。子供の通学などにも使えます。必ず防災リュックに貼っておいてくださいね。
防水スプレー&リュック内にビニール袋を
通常のリュックは水を弾きませんので、雨天時の避難の場合、中に入れているものが全部濡れてしまいます。
豪雨災害やそれに伴う水害、台風など、水と災害は切っても切り離せません。
最低限の対策として、リュック外側には防水スプレーをして(大きな効果は見込めないかもしれませんが…)、リュックの中には大きなビニール袋(ゴミ袋でもいいと思います)をまず入れて、その中に必要なものを詰めていくことをおすすめします。
コニシ防水スプレーはナイロン以外に、皮にも使えますので、革靴やバッグなどにもスプレーできて便利ですよ。
防災リュックのおすすめまとめ
防災リュック選びのポイントは、「反射材」「疲れにくい」「防水」「容量」の4つです。
子供は小さめ、お母さんは普通、お父さんは大きめと家族で使い分けてもいいですね。
ご両親、女性には「ものすごい防災セット プレミアム」がおすすめ
これの何がすごいかと言いますと、「背負う」「持つ」「転がす」の3つができるので、お年寄りの方にもやさしいんです。


緊急時以外は転がす

この「ものすごい防災セット プレミアム」だけは、家族で1つ購入しておくことをおすすめします。

お子さん連れや高齢のご両親はもちろんですが、持ち出す荷物が多い場合、これでないと厳しいと思います。
リュック単品はありませんので、こればかりはセットでの購入をおすすめします。
子供は成長しますが、親はどうしても衰えていきますので、先々を考えても、ご両親には「ものすごい防災セット プレミアム」がいいですよ。


