災害は自宅にいる時以外にも、ビルの中や電車の中にいる時など、その場から動けないことも想定されます。
このページでは、「毎日持ち歩く防災ポーチ」の中身リスト一覧、また100均で用意できるものもご紹介します。

タップできる目次
防災ポーチの中身(ミニマリストにもおすすめ)
私が準備している防災ポーチをご紹介します。
ミニマリストの方の防災グッズとしても活用できます。
ポーチの中身リスト |
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ポーチ |
AM/FMラジオ |
モバイルバッテリー |
簡易携帯トイレ |
アルミシート |
ホイッスル |
ティッシュ(ウェットティッシュ) |
マスク |
絆創膏 |
軍手(できれば) |
生理用品(女性の方) |
ポーチ
LeSportsac(レスポートサック)ポーチ
私が用意している防災ポーチは、「LeSportsac(レスポートサック)」の“マチ”がないポーチです。
縦横サイズは、195×150mmで防災グッズを入れるのに最適でした。
すべて入れて厚さは、25mm程度。
これなら、バッグに入れて毎日持ち歩ける範囲だと思います。

AM/FMラジオ
災害時にはネットがつながりにくくなるおそれがあり、スマートフォンで聴くネットラジオは使えない可能性があります。
AM/FMラジオは、災害時に強いワイドFM(FMの電波でAM放送を聴ける)対応で感度のよいラジオをおすすめします。
「せっかく持ち歩いているのに聴けない」という事態は避けたいです。
SONY ポケッタブルラジオ ICF-T46
名刺サイズで12.4mmの薄さ
- ワイドFM対応
- 名刺サイズ
- 高い感度
必須ともいえるワイドFM対応。
名刺サイズに加え、わずか12.4mmの薄さなので、持ち歩きに不便はありません。
しっかり電波が入る、さすがのソニーブランド。

モバイルバッテリー
スマホと同程度の縦横薄さ
スマホの充電は災害時に連絡を取る生命線でもあるため、できるだけ毎日持ち歩いておきたいですが、気になるのが大きさ、重さ。
私は薄さでこれを選びました。
フィリップス モバイルバッテリー DLP6712N
フィリップスのモバイルバッテリー「DLP6712N」は私が重視している条件にピッタリはまるものでした。
- 安全対策がされている
- 薄い(15mm程度まで)
- 軽い(200g程度まで)
- 小さい(150×80mmまで)
- 容量10,000mAh以上
- 急速充電2A以上

簡易携帯トイレ
驚くほど臭わないBOSの非常用トイレ
いくつも持っていれば安心ですが、毎日持ち歩くのは大変ですので、持病をお持ちの方以外は、1回分あればいいと思います。
中身はこんな感じですので、一回分をポーチに入れておきましょう。
簡易トイレは100均でも買えますし、BOSの15回分などを購入して、防災ポーチ用、防災リュック用、自宅避難用と分けてもいいですね。
断水時は自宅でもトイレの水が流せないため、家に置いておくのは決して無駄ではありません。
100均のトイレや他のメーカーのものは防臭が機能していない可能性があります。
その場合は、「驚異の防臭袋 BOS」を一緒に持っておくことを強くおすすめします。
今から簡易トイレを用意する方は、「BOS」がおすすめです。
驚くほど臭わない「非常用トイレ」「防臭袋」についてまとめていますので、ご覧ください。

アルミシート
防寒対策として持ち歩くものは、「小さい」「薄い」アルミシート(アルミブランケットともいいます)を超えるものはないと思います。


「シャカシャカ」しない「SOLエマージェンシーブランケット」。
十分なサイズ
ポーチにもしっかり入る

ホイッスル
閉じ込められたり、がれきの下になったり、声が出しにくい時に、「生死を分ける」ともいえるのがホイッスル。
毎日持ち歩くポーチにも必ず一つ入れておきましょう。

ティッシュ(ウェットティッシュ)
100均でも揃えられます
ティッシュかウェットティッシュか、消毒用スプレーがあるなら、ティッシュでもいいですね。
マスク
100均でも揃えられます
感染症防止や空気の悪い時、粉塵の吸い込みから身体を守る役割がありますが、避難時に女性が気になるのがお化粧。
気になるものの状況的に気にしていられませんので、マスクがあると心強いですよね。
消毒用スプレー
このスプレーは、大阪大学ベンチャー企業と民間企業の共同開発、日本製です。


ポーチにも入る携帯用にピッタリのサイズですよ。


アルコール対応の素材は、「PE(ポリエチレン)」と「PP(ポリプロピレン)」。
カラのボトルを買うのもいいですし、上でご紹介したような携帯用消毒スプレーを買って、なくなったらアルコールを詰め替えるのもいいですね。
絆創膏
100均でも揃えられます
ケガをした時に使うということもありますが、避難時に走ることで靴ズレが起きる可能性があるんですよね。
女性はよくあることだと思いますが、靴ズレが起きるとおおげさではなく歩けなくなるんですよね。
絆創膏があれば、痛みが大幅に改善されます。
2~3枚防災ポーチに入れておくといいですね。
軍手(できれば)
100均でも揃えられます
私は防災ポーチに軍手を入れていません。
できるだけアイテムを増やさずにしたいのと、ポーチに入れづらかったため、外しています。
私は優先度を下げましたが、ガレキなどのケガから守る役割がありますので、これもみなさんで取捨選択されてください。
生理用品(女性の方)
女性の方はご自身でお使いになられている生理用品を1つ入れておきましょう。
普段から持ち歩いている方も多いと思いますので、ポーチの中に入れておかなくてもバッグの中に入れておけばいいと思います。
防災ポーチの重さ
すべて入れた時の重さは、410gでした。
ハードカバーの本と同程度
ピンとこない方は、ハードカバーの300ページ程度の本が同じくらいの重さですので、参考にされてください。
本1冊であれば負担なく持ち歩けますよね。
合計 | 410g |
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ポーチ | 28g |
ラジオ | 77g |
モバイルバッテリー | 219g |
簡易トイレ | 17g |
アルミシート | 30g |
ホイッスル | 9g |
ティッシュ | 6g |
絆創膏 | 2g |
アルコールスプレー | 18g |
マスク | 4g |
防災ポーチまとめ

どこにいる時に災害に巻き込まれるかわかりませんので、防災ポーチは毎日のお出掛け時に持っておきたいです。
とはいえ、防災ポーチはあくまでも、出先での非常用。
逆に、防災セットはその後の避難生活にも関わってきますので、しっかりと揃えていく必要があります。

非常食として飴や小さいお菓子を入れておくのもいいですね。


防災リュックに入れたり、自宅の備蓄にもできますので、用意しておくといいですよ。(おいしいので試食で食べ切ってしまうおそれがあります)

備えも大事ですが、毎日持ち歩くので負担にならない程度にアレンジして、揃えていってくださいね。
