防災グッズは、災害時にできるだけ日常と変わらない生活を送るための「快適性を上げる」ものが多いです。
その中で、防災用ヘルメットは数少ない「命を守る」ための防災グッズです。
防災ヘルメットの用意を迷っていらっしゃる方は、できれば優先度を上げて検討されることをおすすめします。
防災用のヘルメットは様々なメーカーが開発し、販売されています。

この2種類において、防災用ヘルメットを選ぶポイントと、我が家も持っているおすすめのヘルメットをご紹介していきます。
防災ヘルメットを選ぶポイント
安全性

どのような防災ヘルメットでも、この「国家検定」だけは必ずクリアしたものを選んでください。
しっかりフィットする

野球などのヘルメットと違い、「かぶればちょうどフィット」ということはありませんので、後ろのヘッドバンドとアゴ紐でサイズを調整できるものを選びましょう。
軽さ

女性やお年寄り、特にヘルメットをかぶったことがないような小さなお子さんは、軽い防災ヘルメットで負担を小さくしてあげるとよいですね。
厚さ


折りたたみ式で、なおかつ安全性が認められている国家検定品もありますので、検討すべきは「厚さと価格」ですね。
折りたたみ式なら厚さ45mm


折りたたみならラクラク持ち出せる

ヘルメットをかぶって避難した後、避難先でヘルメットを持ち歩くのも大変です。

おすすめの防災ヘルメット
通常タイプ

安全性が認められた国家検定品だけに絞っても、1,000円台前半からあります。
- とにかく安価にヘルメットで頭を守りたい
- 用意するヘルメットの数が多い
「いつ使うかわからないので、費用を抑えたい」という場合には、「通常のヘルメット」がいいですね。
施設や企業などの場合、用意する防災用ヘルメットは1個2個ではありませんので、多少スペースが必要でも「通常のヘルメット」を用意することが多いと思います。
KAGAヘルメット「BS-1(BS-1P)」
1,000円台前半からあり

後ろのヘッドバンドとアゴ紐で調整すれば、しっかりとフィットします。
ヒサシ付きのヘルメットでは、業界最軽量級の334g(内側の発泡スチロール製のライナー付きは362g)と、かなり軽いヘルメットです。
実際にかぶってみました

通常ヘルメット「BS-1(BS-1P)」詳細レビューはこちら。

「カクメット」
2,000円台前半からあり


通常ヘルメットなのに、重ねてもかさばらずに保管できます。
かぶってあごひもを引くだけでヘッドバンドの締め付け具合が調整されてフィットします。

折りたたみタイプ

使わない時は折りたたむことで、自宅でも防災リュックの中でもラクに収納できます。
- ヘルメットを省スペースで保管しておきたい
- 防災リュックの中に入れて保管しておきたい
「通常のヘルメット」は玄関先に置いておくにしてもスペースを取りますので、折りたたみ式が便利です。
また、持ち出し用のリュックに入れたい場合も通常のヘルメットでは難しいので、「折りたたみヘルメット」がおすすめです。
折りたたみヘルメット「オサメット」
かぶる時はこんな感じ
折りたたむとこんな感じ

後ろのヘッドバンドとアゴ紐で調整すれば、しっかりとフィットします。
実際にかぶってみました


子供用折りたたみヘルメット「オサメット ジュニア」


折りたたむとこんな感じ

3歳の娘がかぶりました

これだけ頭を振ってもズレません


成長して頭のサイズが大きくなっても56cmまで対応できますので、その都度買い直す必要がありませんよ。
子供用折りたたみヘルメット「オサメット ジュニア」詳細レビューはこちら。

タタメットBCP



大人も子供かぶれるというのが素晴らしいです!


タタメットズキン3

衆議院議場でも2017年、2019年と導入されたほどのヘルメットなんです。



防災頭巾部分は、日本防炎協会認定の防炎製品を素材として使用されています。





GENTOS LEDヘッドライトHX-133D購入レビューはこちら。
